看護師寮のタイプと特徴

看護師寮は、病院が所有しているタイプと、アパートやマンションを借り上げているタイプの大きく2通りに分かれます。病院所有タイプでは病院の近くや敷地内にあることが多いため、通勤の負担が少なく済むのが強みです。そして、家賃は高めで月に2万円程度の負担で済むことが多いです。
ただその一方で、門限などの規則がしっかりと決められている場合も多いので、プライベートな生活に制限をかけられたくない人には向かないかもしれません。

借り上げタイプの寮では、病院とは直接関係のない一般的な住宅で生活ができるのが強みです。そして、基本的に病院所有タイプほど厳しいルールは設けられていません。そのため、看護師としての仕事とプライベートをしっかりと分けたい人に向いています。
ただ病院とは直接関係ない建物を借りている形になるため、病院所有タイプよりは遠い場所にある場合が多いでしょう。とはいえ、通勤のことを考えて、そこまで離れた場所ではないので、デメリットは少ないと考えて良いかもしれません。

また、タイプの違いだけではなく、独身女性や母子のみなど、入居者で区分けされている場合もあります。女子寮だと男性関係のトラブルが起きる心配をせずに済み、母子寮だと基本的に子どもと一緒に暮らすことができます。利用するためには当然条件を満たさなければなりませんが、実際に利用する人にとってはメリットが大きいでしょう。もちろん病院によっては常勤看護師のみといった条件が提示されている場合もあるため、事前の確認が必要です。

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